Ｑ：シロアリの駆除業者によって料金が違うのは何故ですか？
Ａ：それはシロアリ駆除業者によって『営業社員の歩合給』と『会社の固定経費』と『宣伝広告費』の違いが料金に反映されているからです。
シロアリ駆除に限らず、多くの業種についてもいえることですが、通常は自社の仕事に『直接的に関わっているスタッフ』と『間接的に関わっているスタッフ』がいます。
ここでいう直接的に関わっているスタッフというのが、シロアリの駆除をおこなう職人です。
間接的に関わっているスタッフは、経理や総務や販売などの事務職や営業職の事です。
この間接的に関わっているスタッフの割合が多いほど、販売価格（ここではシロアリ駆除の料金）を高くせざるを得ません。
特に営業社員にとっては高額な歩合給（売上に応じた給与）こそがモチベーションの維持に繋がります。
しかし幾ら営業社員の歩合給を上げても、シロアリ駆除の品質が向上する訳ではないので注意が必要です。
シロアリ駆除やシロアリ予防は御任せ下さい！
白蟻駆除サービスセンター愛知
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業者によるシロアリ駆除料金の違い
同じ様な作業内容でも、シロアリ駆除業者の施工料金の差は何処にあるのでしょうか？
それは主に下記の３点です。
シロアリ駆除業者が駆除料金を決める３大要因
１：会社の維持費（固定経費）
売上が０円でも必要な費用（人件費・家賃・光熱費等）が高い程、シロアリ駆除の価格を高くする必要が出てくる。
２：営業マンの歩合給
営業担当者は『固定給＋歩合給』か『歩合給のみ』の場合が多い。
シロアリ駆除料金に営業マンの歩合給が上乗せされている。
３：宣伝広告費
通常の場合、宣伝広告費は売上の10％以下に設定する。
必要以上に宣伝広告費を増やすとシロアリの駆除料金を高く設定する必要が出てくる。
歩合制なのを否定する業者もいますが、まず間違いなく営業担当者には売り上げに対する歩合があります。（月給かボーナスに反映される）
それは、仕事へのモチベーション（やる気）を上げる為です。
頑張っても頑張らなくても収入が同じなら、どうしても頑張らない社員が増えてしまいます。
そこで営業社員をヤル気にさせる為に高額の歩合を設定しているのです。
しかし、そうするとシロアリの駆除料金が高くならざるを得ないのです。
幾ら営業社員の歩合を上げても、シロアリ駆除の品質が向上する訳ではないのです。
シロアリ駆除において最も重要な事は、駆除会社の知名度や駆除の工法や施工の料金ではありません。
最も重要な事は、あくまでもシロアリ駆除を実施する職人個人の技術と能力です。
つまり、価格の安い業者が『手抜き工事をしている』とか『粗悪な駆除剤を使用している』とか「駆除の技術が乏しい」というよりも、余分な人件費がかからないので駆除料金が高くならないのです。
※勿論、上記に該当する悪質な業者も存在します。
シロアリ駆除剤の仕入れ料金の差は僅かしかない
以前は、強力なシロアリの駆除効果がある化学農薬も販売されていましたが、最近は規制も厳しくなり突出した効果のある駆除剤は販売されていません。
それでも稀に、
「うちのシロアリ駆除剤は他社の薬剤より強力です」とか
「このシロアリ駆除剤は他では使われていない特殊な薬剤を使っています」と
アピールする駆除業者がいるようですが、そのような特別なシロアリ駆除剤は存在しません。
それはシロアリ駆除に使われている農薬が、様々な規制や制限を受けて作られたり輸入されたり販売されているからです。
つまり、例え著しいシロアリ駆除効果があったとしても、農林水産省の規制を超えるようなシロアリ駆除剤（化学農薬）を勝手に製造・販売をしてはいけないのです。
また、具体的な根拠を示さずに「うちの駆除剤は最強」などと虚偽の発言も出来ません。
シロアリ駆除剤の管轄は農林水産省であり、農薬（シロアリの駆除剤は化学農薬）を規制する数々の法律も存在します。
科学農薬に関する法律
１：化審法（化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律）
化審法では新たに製造や輸入される化学物質に対する事前審査の制度や管理措置などに関する法律を定めています。
２：農薬取締法
化学農薬の製造や輸入や販売などについての登録制度が設けられています。
農薬に使われている成分や効果などが公表されています。
３：毒物及び劇物取締法
劇物や毒物の製造や販売や輸入や保管方法や管理方法や廃棄方法などについて定められています。
４：環境基本法
土壌の汚染に関する環境基準や地下水の水質汚濁に関する環境基準などが定められています。
現在、販売されているシロアリ駆除剤に含まれてる成分は主に７種類あります。
おそらく殆どのシロアリ駆除業者が、これらの成分の内のどれかが入ったシロアリ駆除剤を使用しています。（農林水産省の許可を受けずに、勝手に新しい成分が入ったシロアリ駆除剤は販売できない）
そしてシロアリ駆除業者の多くは、ネオニコチノイド系の化合物の成分が入ったシロアリ駆除剤を使用しています。
つまり、同じ成分（ネオニコチノイド系の化合物）を、同じような比率で配合して製造したシロアリ駆除剤は、薬剤メーカーが違っていたとしても仕入れ価格に大差は無いという事です。（シロアリ駆除剤の種類）
要するに、
「うちは高額な駆除剤を使っているから、駆除費用が高くなる」
ということはないのです。
自社施工業者が安い駆除価格を提供できるとは限らない
シロアリ駆除業者によっては自社施工を売りにしているケースがあります。
しかし、それは必ずしも施工技術の高さや施工料金の安さには繋がる訳ではありません。
シロアリ駆除業者によっては自社施工を売りにしているケースがあります。
しかし、それは必ずしも施工料金の安さに繋がるという訳ではありません。
当然、完全自社施工をする為には常にシロアリ駆除が出来る職人を雇っていなければいけません。
そうするとシロアリ駆除の依頼が途切れてしまった場合には、固定経費の割合が膨らむ事になってしまいます。
また、自社の職人が辞めてしまった場合、新たな職人が一定の技術に達するまで教育する必要が出てきます。
つまり、一人の職人を雇い続ける事は作業料金を安くする事には繋がらないのです。
自社施工業者が十分なシロアリ駆除工事を提供できるとは限らない
シロアリ駆除業者によっては自社施工を売りにしているケースがあります。
しかし、それは必ずしも施工技術の高さに繋がるという訳ではありません。
あなたがシロアリ駆除の依頼をする場合なら、
「昨日、入社したばかりの現場経験のない元請会社の職人」と
「シロアリ駆除歴30年のべテランの下請け会社の職人」なら
どちらの職人に、シロアリ駆除の依頼をしたいですか？
ハウスメーカーにもゼネコンにも自社の職人は殆ど存在しません。（若しくは完全にいない）
それには下請け業者を使った方が品質が向上するという側面もあります。
もし自社の社員であれば、多少の問題があったとしても気軽に解雇したり減給したりする事は出来ません（労働基準法）
しかし、それが下請け企業であれば、二度と使わなければ良いだけのことです。
つまり、下請け企業は十分な成果を上げないと仕事が貰えなくなるので、必死に頑張らざるを得ないという事もあります。
良心的な営業担当者（営業マン）の見分け方
シロアリの駆除を依頼した際に怖そうな職人と話すよりも、おだやかそうな営業マンを話した方が安心できると感じている方も多いのはないでしょうか。
しかし前述した通り、間接的に関わるスタッフが増える程シロアリの駆除費用にかかる経費の割合は増えてしまいます。（営業マンの歩合給）
それでも、職人には直接言いにくい事も営業マンになら話せるとか、間に人が入ってくれている方が安心できるという方がいるのも事実です。
そこで、良心的な営業マンを見抜くには下記の点に注意して下さい。
『シロアリ駆除を実施している期間中、工事開始から工事完了まで現場にいる』
これだけです。
本当にあなたの住宅の事を１番に考えていれば、決して難しい事ではありません。
工事日の朝に顔だけ出したらすぐに帰ってしまう営業マンは、次の契約を取るために早くその場を離れたいのです。
つまり、既に契約を取った相手にかまっている時間が惜しいのです。
本当にあなたの家の事を１番に考えてくれる営業担当者であれば、現場に施工期間中いる事が出来るのです。
それが御施主様にとって一番の安心に繋がる事なのです。
シロアリの駆除
シロアリ駆除に係る料金が安いから良心的な業者だとはいえませんが、使用する薬剤（駆除剤）が違うからといってそれほど駆除の金額が違う訳ではありません。
また、「きちんと養生をする」とか「作業後に掃除をする」とか「最初に床下に潜って調査する」とか「報告書を作成する」といった程度の事は、多くのシロアリ駆除業者が実施している事です。
私ども白蟻駆除サービスセンター愛知では、御契約させて頂いた担当者が直接シロアリ駆除作業を実施させて頂きます。
あなたの御住まいにシロアリが発生した場合は、御気軽に御電話下さい。