白蟻駆除サービスセンター愛知

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住宅や店舗や事務所などに発生したシロアリの駆除は御任せ下さい!

床下の湿度

Q:床下の湿度が高い原因は何ですか?

A:長期間に亘り床下の湿度が高い場合は、結露が発生したり水漏れが発生したりしている可能性があります。

住宅の床下の湿度が高い原因としては下記の様なケースが考えられます。
1:水が床下に浸入している
雨漏りや水漏れや結露が発生していると、床下に滞水してしまう可能性があります。
2:地面が湿気を含んでいる
住宅を建てる前に沼地や水田や湿地だったり、周囲に水田や池があると湿気が溜まりやすくなります。
3:床下の換気が悪い
床下に障害物が置かれていたり床高が低かったり人通口の施工位置に問題があったりすると空気の流れが悪くなります。
他にも、『住人の生活環境』や『建物の立地条件』や『水回り設備の配置』や『周辺の建物の影響』などが湿度に影響を与えている可能性もあります。

湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度88%(温度27.2℃)

床下の湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度94%(温度27.0℃)

床下の湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度78%(温度27.4℃)

床下の湿度が高い状態が続くと、様々な不具合が発生する可能性があります。
また、湿度が高くなっている原因次第では、更に状況が悪化してしまう事もあります。

低湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度44%(温度30.2℃)

低湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度55%(温度24.7℃)

低湿度(白蟻駆除サービスセンター愛知)

床下の湿度56%(温度29.0℃)

あなたの住宅の床下の湿度が高い場合は、例え目視で確認出来る被害が発生していない場合でも原因の究明を御勧めします。
ベタ基礎だから湿度は低いとか布基礎だから湿度が高くなるという事はありません。
床下の湿度が高い状況が続くのは建物や住人にとっても良い環境とは言えません。
もし、床下の湿気が気になるようでしたら、白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。

床下の除湿対策や湿気予防は御任せ下さい!

白蟻駆除サービスセンター愛知

052-231-3595(平日AM9:00~PM6:00)

白蟻駆除サービスセンター愛知

床下の換気が悪い原因(建物の環境)

1:換気口が塞がれている
  物置・エアコンの室外機・エコキュート・電気温水器・プランター・タイヤ・ブロック等で換気口が塞がれている。

2:床高(床下の高さ)が低い
  床下から地面までの高さが低いと空気が流れにくく淀みやすくなる。
  ※布基礎の場合は地面から床上まで450㎜以上の床高が必要とされている。

3:人通口の位置が悪い
  人通口の位置が悪く、床下の空気が流れにくくなっている。

4:床下に障害物がある
  断熱材が外れていたり、廃材が放置されたままだったり、障害物(調湿材が山積みなど)が換気を阻害している。

5:隣地が近い(塀が近い)
  隣地との距離が近く、換気口から風が流れない。

床下の換気機能が低いと空気が滞留してしまい、湿気が溜まる原因になることもあります。
特に、換気口の前に物置やエアコンの室外機が設置されていると、空気の流れが阻害されるだけでなく、シロアリの侵入口として利用されてしまう事もあります。
また換気口を塞ぐ事で、シロアリの侵入経路(蟻道)を確認するのも難しくなるので、換気口の前に物は置かないように心掛けて下さい。

床下の断熱材(白蟻駆除サービスセンター愛知)

断熱材の剥落と水漏れ

換気口(白蟻駆除サービスセンター愛知)

換気用に開口した基礎

床下の廃材(白蟻駆除サービスセンター愛知)

廃材(新築工事の際の廃材)

剥落した断熱材や廃材が散乱して、床下の空気の流れを阻害している事もあります。
また、換気を良くしようとして立ち上がりのコンクリート基礎が開口されているケースもありますが、開口した際に鉄筋をそのままの状態で放置しておくと発錆する原因にもなります。
コンクリート内部の鉄筋が錆びると、膨張してコンクリートが破断したり中性化を進行させたりしてしまう原因にもなります。
そのことが、基礎全体の強度低下や耐震性の低下に繋がる可能性もあります。

高い湿度による床下の被害

1:害虫が発生しやすくなる
  湿度が高い場所には害虫が発生し易くなります。(ダンゴムシ・ムカデ・ヤスデ・ゴキブリ・ハサミムシなど)

2:木材腐朽菌が発生する
  床下の湿度が高いだけで木材腐朽菌は発生しません。
  木部の含水率が20%を超えると木材腐朽菌が発生する可能性が高くなります。

3:カビが発生する
  湿度が60%を超えるとカビが発生する可能性が出てきます。
  更に湿度80%を超えるとカビが大繁殖することもあります。

4:コンクリートの劣化
  コンクリートに酸性雨が滞水し続けると、基礎の強度低下や劣化が進行する事があります。

5:シロアリが発生する
  床下の湿気が高いというだけでシロアリが発生するとは限りません。
  土壌の湿度が高いと容易に水分を得る事が出来ます。

コンクリートはアルカリ性ですが、雨は酸性です。
つまりコンクリートは雨や空気に触れる事で、少しづつ酸化していきます。
そうやって中性化が進んだコンクリートにアルカリ性の充填剤や薬剤を含侵させる事で、コンクリートをアルカリ性に戻す事は出来ても、一度失った強度が復活する訳ではありません。(基礎の圧縮強度試験を実施すれば具体的な強度が判明する)
つまり、長期間に亘り基礎コンクリートに酸性雨が滞水したり、含侵したりしてしまうのはあまり良い事ではありません。
また、基礎に結露が発生するとカビが繁殖する原因にも成り兼ねません。

高い湿度を改善せずに放置していた床下

床下の高湿(白蟻駆除サービスセンター愛知)

木の根が這い、白色腐朽菌が発生

床下の湿気(白蟻駆除サービスセンター愛知)

木部や配管にカビが発生

木材腐朽菌(白蟻駆除サービスセンター愛知)

土台に木材腐朽菌が発生

床下の湿気を放置しておくと、カビや木材腐朽菌が発生する原因に繋がります。
木材腐朽菌が発生してしまうと、カビなどとは違い木材に多大な被害を与えてしまう可能性が出てきます。
湿度が高いと建物にとって致命的な問題が発生する可能性もあるので、早期の床下の湿気対策を実施することが建物の寿命を延ばす事にも繋がるのです。

床下の高い湿度を改善する方法

1:木部の腐食を防ぐ
  木部の除湿をおこない、木部に防腐剤や防カビ剤を塗装する。

2:地面からの湿気を防ぐ
  鉄筋コンクリートで耐圧盤(コンクリート床面)を造作する。
  防湿シートを敷いてその上に砂利やコンクリートを打設する。

3:床下の換気を良くする
  定期的に畳と畳板を上げて空気の流れを良くしたり、床下換気扇を設置したりする。

4:床下の除湿をする
  床下に調湿材(ゼオライト)や炭(竹炭・木炭)を敷いたり、除湿器を設置したりする。

5:人通口(通風孔)を開口する
  床下の換気を改善する為に、人通口(通風孔)を開口して床下の風通しを良くする。

床下に換気扇が設置されている場合がありますが、床下換気扇を設置したからといって、必ず床下の高湿度が改善されるとは限りません。
床下換気扇を設置する際は、設置する位置や数が重要になってきます。
また、床下に調湿材(調湿マット)や炭(木炭・竹炭)を敷けば、床下の高湿度が改善するとも限りません。
確かに、調湿材や炭は水分を吸収しますが、それは無限に続く訳ではありません。
濡れた床を雑巾で拭いた時と同じです。
雑巾はある程度の水分を吸ってくれますが、飽和状態に達するとそれ以上の水分を吸い取る事は出来ません。
調湿材や炭についても同じことが言えます。
稀に、調湿材を設置した業者が「調湿材を敷けば、夏に吸湿した水分を冬に排湿してくれますよ」と言う事があります。
しかし、実際はそんなに都合はよくいきません。
定期的に床下から調湿材を取り出し水分を放出させた後、再び床下に戻す必要があります。
調湿材の吸水力や設置する数量や床下の湿度にもよりますが、梅雨時期などは1ヶ月に数回の出し入れが必要だと考えて下さい。(床下の体積と湿度と温度変化がわかれば、空気中から結露として排出される水分量は計算できる)
しかも、床高が低い床下に大量の炭や調湿材を敷くと空気の循環スペースが狭くなり、床下の換気まで悪くなってしまう可能性もあります。
定期的に炭や調湿材を交換しないのであれば、あまり効果的な湿気対策ではないと考えて下さい。
また、床下で人通口(通気口)のリフォーム工事を施してある基礎を見かける事がありますが、柱の直下に開口したり鉄筋が剥き出しの状態になっていたりする事があります。
確かにそれで床下の換気は良くなるかも知れませんが、建物の強度は低下してしまう可能性があるので、通気口を開口する場合には十分な注意が必要です。

床下の湿気解消の御提案

あなたの住宅の床下の湿度が高い場合には、たかが湿気と侮ることなく、詳しい湿度が発生している原因調査を実施して下さい。
湿気の原因によっては、今後建物にとって重要な問題が発生するかも知れません。
床下の湿気に関する疑問や心配事がある方は御気軽に白蟻駆除サービスセンター愛知まで御相談下さい。