シロアリのチェックポイント
住宅などに対するシロアリによる水平方向の被害範囲を調べる際のチェックポイントを幾つか御紹介します。
下記は建物に対する『シロアリの一次調査』（目視のみの簡易調査）のチェックポイントです。
シロアリの被害範囲のチェックポイント
建物外周の調査及び図面の作成
▢：図面を作成する（増改築部分や修繕個所も記載する）
▢：基礎の深さを測る（布基礎の場合フーチング幅も測定）
▢：基礎の蟻道を確認する
▢：基礎や犬走りの瑕疵を確認する
▢：庭木や植木を確認する
▢：建物外周の土壌湿度を測る
▢：外周の濡れ縁やウッドデッキなど木材の状態を確認する
▢：換気口の状態を確認する
※現場の状況に応じて、チェックする個所が増える可能性があります。
床下及び室内のチェック
▢：基礎の状態を確認する（布基礎・ベタ基礎・独立基礎）
▢：床下の地面や耐圧盤を確認する
▢：基礎の蟻道を確認する
▢：基礎の瑕疵を確認する
▢：束柱と束石の蟻道や喰害を確認する
▢： 土台の蟻道や喰害を確認する
▢：大引き・根太の蟻道や喰害を確認する
▢：床下の温度・湿度を計測する
※現場の状況に応じて、チェックする個所が増える可能性があります。
※床下に入る為の点検口や収納庫がない場合は、床を開口して点検口の造作が必要になります。
※床下の高さが低いと作業員が入れない場合があります。
※浴室やトイレなどがＣＢや基礎で囲まれている場合は、目視では確認出来ない場合があります。
シロアリの駆除
なかには一つの建物に複数のシロアリのコロニーが存在している事もあります。
もしあなたがお住いの住宅でシロアリを発見しても、すぐに市販のシロアリ駆除スプレーなどをかけたりせずに、詳しいシロアリ調査を御検討下さい。
あなたのお住いにシロアリが発生した際は、白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。