Q:シロアリの羽アリはいつ頃に発生しますか?
A:ヤマトシロアリの羽アリは4月下旬~5月下旬頃で、イエシロアリの羽アリは6~7月頃に発生します。
日本に生息してい入るシロアリで住宅(戸建住宅・集合住宅)に被害を与えるシロアリは3種類です。
中でもシロアリ被害の発生件数は、ヤマトシロアリが全体の9割を占めています。
そのヤマトシロアリの羽アリが最も発生するのは、4月下旬~5月中旬頃の午前中です。
イエシロアリの羽アリは6~7月の夕方から夜間に発生します。
どちらのシロアリの羽アリも、屋外でも室内でも発生する可能性があります。
しかし黒アリの羽アリは屋外でしか発生しません。
つまり、室内で羽アリを見かけた場合、それはシロアリだと考えて下さい。
シロアリ駆除やシロアリ予防は御任せ下さい!
白蟻駆除サービスセンター愛知
052-231-3595(平日AM9:00~PM6:00)
羽アリの発生時期
項目
羽アリの体色
羽アリの発生時期
時間帯
発生する場所
発生するタイミング
走光性
ヤマトシロアリ
黒色
4月下旬~5月下旬頃
午前中
室内・屋外
雨が降った翌日の晴れた日
光には集まらない
イエシロアリ
黒色
6~7月頃
夕方から夜
室内・屋外
湿気のある日
光に集まる習性がある
黒アリ
黒色
6~10月頃
午前中・夜間
屋外
晴れて風が少ない日
主に光に集まる習性がある
※アメリカカンザイシロアリ(シロアリ)の羽アリは6~9月頃の日中に発生します。
※クロオオアリ(黒アリ)の羽アリは5~6月頃の日中に発生します。
※クロヤマアリ(黒アリ)の羽アリは6~7月頃の午前中に発生します。
※トビイロケアリ(黒アリ)の羽アリは6~8月頃の夜に発生します。
※サクラアリ(黒アリ)の羽アリは9~11月頃の午前中に発生します。
特に4月下旬~5月中旬にかけて発生している羽アリは、かなりの確率でヤマトシロアリの羽アリです。
ヤマトシロアリの羽アリが発生した場合は、発生した場所を覚えておくか撮影しておくと駆除の際に役立ちます。
また、羽アリの数が分ると、シロアリの総数を把握する参考にもなります。
更に夜間にシロアリの羽アリは発生しません。
つまり夜間に大量の羽アリを発見した場合は、黒アリの可能性が非常に高いといえます。
シロアリの羽アリは黒色
羽アリ(ヤマトシロアリ)
シロアリの羽アリ(羽が抜けた羽アリも含む)は、白色ではなく黒色をしています。(紫外線対策で黒色をしている)
働きアリと兵隊アリ(ヤマトシロアリ)
シロアリの働きアリ(擬職蟻)と兵隊アリ(兵蟻)は、白色をしています。(通常シロアリは紫外線を浴びる事がない)
上記左の画像を見ても分かる通り、基本的にシロアリは白色をしていますが、シロアリの羽アリは黒色をしています。
羽アリは空を飛ぶ際に太陽の紫外線を浴びるので、黒い色をしています。
しかしこれがシロアリの羽アリを、黒アリだと勘違いしてしまう原因なのです。
自宅で大量の羽アリが飛ぶのを見かけると、自分の住宅からシロアリが離れていくと誤解されている方もいますが、羽アリになるのはニンフ(将来の女王アリや王アリ)だけです。
殆どのシロアリ(現女王アリ・現王アリ・現副女王アリ・兵隊アリ・働きアリ)は、そのまま建物の中に存在しています。
つまり大量の羽アリが飛び立っても、9割以上のシロアリ(数万頭~数十万頭)は残ってこの先も木材を喰害し続けるのです。
そして大量の幼生(新しいシロアリの子供)が誕生し続けて、来年も新たな羽アリを送り出すのです。
発生した羽アリの駆除【白蟻駆除サービセンター愛知】
自宅周辺で羽アリを見かけた場合は、住宅の木部にシロアリが生息している可能性があります。
また、飛び立ったはずのシロアリが住宅内の別の場所でも新たにコロニーを形成する事があります。(1件の住宅に複数のシロアリのコロニーが出来上がる)
そこでシロアリの羽アリが発生した場合は、そのまま放置せずしっかりと駆除する必要があります。
御自宅で発生したシロアリ駆除を御検討されている方は、御気軽に白蟻駆除サービスセンター愛知まで御相談下さい。