白蟻駆除サービスセンター愛知

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住宅や店舗や事務所などに発生したシロアリの駆除は御任せ下さい!

シロアリ駆除剤の成分

Q:シロアリの駆除剤にはどんな成分が含まれていますか?

A:シロアリの駆除剤に含まれてる成分は、大きく7種類に分ける事が出来ます。

現在は、様々なシロアリの駆除剤が販売されています。
そもそも駆除には『追い出す事』と『殺して取り除く事』という2つの意味があります。
そこで、シロアリの駆除剤を大きく分類すると、『シロアリを追い払う駆除剤』と『シロアリを殺して取り除く駆除剤』の2つに分ける事ができます。
1つ目の駆除剤はシロアリが嫌がる忌避性を高くした駆除剤を使い、シロアリの侵入を予防するとか浸入したシロアリを追い出す事が目的です。
2つ目の駆除剤はシロアリに気付かれないように忌避性を無くした駆除剤を使い、侵入したシロアリを殺したりコロニー(巣)を殲滅したりする事が目的です。
正確には駆除剤に含まれている主要な成分で、大きく7種類に分類されています。

防蟻剤(白蟻駆除サービスセンター愛知)

防蟻剤(建物内へシロアリの侵入を予防する)

駆除剤(白蟻駆除サービスセンター愛知)

駆除剤(土壌や木部に侵入したシロアリの退治する)

シロアリの駆除剤は、土壌用・木部用・コンクリート用等に分かれている場合が多く、現場の状況に応じた駆除剤を使用します。
白蟻駆除サービスセンター愛知では、あなたの住宅の立地条件やシロアリの被害状況などを鑑みた上で、最も効果的な駆除剤を選ばせて頂きます。勿論、御指定の駆除剤が決まっている場合には、選択頂いた駆除剤を使用させて頂きます。
シロアリの駆除で御困りの方は、御気軽に白蟻駆除サービスセンター愛知を御利用下さい。

シロアリ駆除やシロアリ予防は御任せ下さい!

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052-231-3595(平日AM9:00~PM6:00)

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シロアリ駆除剤の成分の違い

シロアリに使われている主な駆除剤は下記の7種類の成分に分けられています。(含まれない薬剤もある)
シロアリ駆除業者の使用が多いのがネオニコチノイド系の薬剤で、一番多く市販されているのはピレスロイド系の薬剤です。
それぞれの成分の特徴を簡単に下記にまとめさせて頂きました。

①:ネオニコチノイド系・クロロニコチニル系

ネオニコチノイド系の特徴は、人間や犬や猫などの哺乳類やコイやフナなどの魚類にも安全性が高いという点です。
しかし乍ら、シロアリがネオニコチノイド系の駆除剤に触れてしまうと、神経伝達部分に異常を起こして死亡しまいます。
更に、ネオニコチノイド系の駆除剤は忌避性がないので、シロアリが薬剤に気づく事も出来ずに駆除することが可能です。
他にも、駆除剤の効果が遅効性である為、ネオニコチノイド系の薬剤に触れたシロアリが、巣内の他のシロアリに感染を広げるというドミノ現象を生じさせる駆除効果も期待できます。
ただし、ミツバチを含む昆虫にも悪影響が及ぶことがあるので、昆虫を飼育されている方や養蜂場を営んでいる方は取扱いに十分に注意して下さい。
※ネオニコチノイド系の薬剤にはクロチアニジン・イミダクロプリド・チアメトキサム・アセタミプリド・ジノテフラン・ニテンピラム等があります。

②:フェニルピラゾール系・フィプロール系

フェニルピラゾール系の特徴は、少量でもシロアリの神経伝達を遮断する事が出来て、非常に高い殺傷力がある点です。
また、シロアリに対して忌避牲がなく遅効性があるので、シロアリの巣内でも効果を拡散させる働きもあります。
ただし、ネオニコチノイド系のシロアリ駆除剤と違い、人間やペット等に対しても毒性が高いので使用には注意が必要です。
フェニルピラゾール系の駆除剤は、ネオニコチノイド系の駆除剤と同様、他の昆虫にも悪影響を与える可能性が高いので昆虫を飼育している方や養蜂を行っている方は気を付けて御使用下さい。
※忌避(きひ)は嫌がって離れたり逃げたり避けるという意味です。
※フェニルピラゾール系の薬剤にはフィプロニルやピリプロールなどがあります。

③:フェニルピロール系・脱共役剤系

フェニルピロール系の特徴は、シロアリを強制的に呼吸困難な状態に陥らせて窒息死させるという点です。
とても強い毒性があるので高い殺傷力があります。
加えて、上記の2種類の薬剤と同様に遅効性であるので、ドミノ現象による駆除効果も期待できます。(シロアリは仲間同士でエサを分け与える習性があるため)
ただし、フェニールピラゾール系の薬剤と同様に、人間やペットなどに対しても毒性を発揮するので、薬剤を使用する時は十分な換気対策や養生などが必要です。
※フェニルピロール系の薬剤にはクロルフェナピル等があります。

④:ピレスロイド系・ピレストリン系

ピレスロイド系の特徴は、他の駆除剤と違い忌避性があるという点です。
ピレスロイド系の薬剤はシロアリ以外の害虫にも使用されています。
元々、除虫菊の殺虫成分であるピレトリンの構造にヒントを得て作られた除虫用の合成化合物です。(蚊取り線香もピレスロイド系の薬剤)
ピレスロイド系の薬剤は昆虫に触れると神経を麻痺させて死亡させますが、人間を含む哺乳類や鳥類には殆ど影響が無いので安心して使う事が出来ます。(人間は体内で成分を分解して体外へ排出する事が出来る)
斯様な理由で恒温動物には悪影響が及びませんが魚類には毒性を発揮してしまうので、田んぼや川や池などの近くでの使用する場合は十分に注意して下さい。
※ピレスロイド系の薬剤にはシクロプロトリン・シラフルオフェン・ペルメトリン・エトフェンプロックスなどがあります。

⑤:カーバーメート系

カーバーメート系の特徴としては、シロアリの神経細胞に作用して強制的に興奮状態に陥らせて死亡させる事です。
様々な光や熱に対して高い安定性を誇りピレスロイド系の駆除剤よりも効果が持続します。
しかし、カーバーメート系薬剤は、アルカリ性の高いコンクリートの周辺では加水分解をしてしまいます。
そのため、建物の基礎の周りでは効果が期待できない場合があります。
現在、フェノブカルブ(カーバーメート系の薬剤に含まれる成分)がシックハウス症候群の原因物質として指定される可能性もあると言われています。
※カーバーメート系には、アラニカルブ・フェノブカルブ・イソプロカルブ・ベンフラカルブ・メソミル・カルバリル等の薬剤があります。

⑥:キチン合成阻害剤・脱皮阻害剤(IGR系の化学農薬)

シロアリは成長するたびに脱皮を繰り返しますが、その際に脱ぐ皮がキチン質で出来た皮なのです。
つまり、キチン合成阻害剤はその言葉通り、シロアリがキチンを合成できないように阻害する効果のある薬剤のことです。
要するに、シロアリにキチン合成阻害剤を食べさせると、シロアリは新たなキチン質を造り出すことだ出来なくなり、脱皮する事が出来なくなります。(脱皮できないと死亡する)
※キチン合成阻害剤には、ヘキサフルムロン・ノビフルムロン・クロルフルアズロン・ビストリフルロン等があります。
※IGR剤(Insect Growth Regulator)は、昆虫成長制御剤の事でキチン合成阻害剤などが含まれます。

⑦:ホウ酸塩

ホウ酸塩は『ホウ素+酸素』を含む無機物で農薬に比べても残効性が高く長期間効果が持続します。
解体や撤去が困難な壁内や小屋裏(屋根裏)などに防蟻防腐効果を発揮します。
シロアリがホウ酸塩を過剰に摂取すると、エサををエネルギーに変換できなくなってしまいシロアリは餓死してしまいます。
人間やペットなどは余分なホウ酸塩を排出する機能が備わっているので問題はありません。
ただしホウ酸塩は湿気に弱いので、床下など湿気の多い箇所には不向きです。
その代わり、床下や水回り以外の建物全体の被害を防ぐ効果は期待できます。
ホウ酸団子はゴキブリの駆除剤としても有名ですが、ゴキブリの仲間であるシロアリにも十分な効果を発揮します
※防蟻用のホウ酸塩のには、ホウ素の含有率が高い『DOT』『SOUFA』などが使われています。

上記の成分以外にもシロアリ駆除剤として、アントラニリックジアミド系(クロラントラニリプロール)やメタジアミド系(ブロフラニリド)の薬剤なども使われるようになってきています。

シロアリ駆除の御提案

どの成分を含んだシロアリ駆除剤が最も優れているという事はありません。(駆除業者によっては1種類のシロアリ駆除剤を強く推す事はある)
シロアリの駆除剤は、「発生している被害の状況」や「被害にあっている部位」や「侵食されている程度(進度)」や「建物の立地条件」や「被害の規模」や「生活されている環境」などによっても選択が変わってきます。
白蟻駆除サービスセンター愛知では、あなたの条件に合ったシロアリ用の駆除剤を御勧めしています。
もし、シロアリの被害で悩んでいる方は、白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。