Q:床下や柱から異音が聞こえますが、シロアリは音を出しますか?
A:静かな状況では、床下からシロアリの活動する音が聞こえる場合があります。
周りが静かな状態だとシロアリの移動音や咀嚼音(木を齧る音)が聞こえる時があります。
特にシロアリの擬職蟻(働きアリ)や兵蟻(兵隊アリ)には目がないので、互いに音や匂い(フェロモン)でコミュニケーションを取っています。
なかでも警戒信号として兵蟻が顎と顎を接触させて音を出す事がありますが、その際には「カタカタ」という音が聞こえます。
他にも、移動音として「カサカサ」という音や、木を齧る際に「カリカリ」といった音がする時もあります。
但し、シロアリが発する音は非常に小さいので、床や柱に直接耳をあてて聞かないと分かりにくいかも知れません。
またシロアリではなくキクイムシなど別の昆虫の可能性も考えられます。
もし、あなたの住宅で柱から異音が聞こえた場合は、詳しい調査を御検討して下さい。
白蟻駆除サービスセンター愛知ではシロアリの発生調査を実施しています。
関心のある方は御気軽に御相談下さい。
シロアリ駆除やシロアリ予防は御任せ下さい!
白蟻駆除サービスセンター愛知
052-231-3595(平日AM9:00~PM6:00)
床下で音が聞こえる原因
水平と垂直の測定
水平測定(住宅の床)
水平測定(住宅の壁)
住宅の床や柱から音が聞こえる場合は、床下でシロアリが発生している可能性があります。
但、シロアリの発生する音は凄く小さいので、音の原因がシロアリではない可能性も考えて調査する必要があります。
床下を調査する前に、床の状態を調べておく必要があります。
床板に軋みが生じている場合も、シロアリの被害で床が喰害を受けている可能性もあります。
しかし束柱がズレたり経年劣化が原因で床が軋んでいる可能性もありますし、根太や大引きが腐食菌の被害を受けている可能性もあります。
他にも、柱や床の打診をして空洞化の状況を調べたり、レベルを測り水平状況を保てているかなどを調べる事もあります。
床下で音が聞こえる原因
項目
体長
聞こえる音
音の大きさ
音の原因
音の目的
シロアリ
3.5~6.5㎜
カタカタ・カチカチ
非常に小さい
兵蟻の顎の音
警戒信号
キクイムシ
2.0~7.0㎜
ガリガリ・キュッキュッ
非常に小さい
木部を齧る音
食事
ゴキブリ
10~40㎜
ジジジジ
非常に小さい
羽を擦り合わせる音
警戒・求愛
ネズミ
150~250㎜
カリカリ・ガリガリ
小さい
木部を齧る音
食事・歯を削る
床下や床板や柱から小さな音が聞こえる原因には上記の様なものがあります。
また、上記以外の害虫や害獣(トカゲ・ヘビ・ムカデ・イタチなど)の移動音や咀嚼音などが聞こえる可能性もあります。
床下から異音が聞こえる場合は、全ての原因がシロアリと言う事はありません。
然し乍ら、床下から聞こえる音の原因がシロアリではないとしても、そのままの状態を放置し続ける事で何らかの悪影響が発生したり被害が拡大したりしてしまう可能性も否めません。
床下から普段聞きなれない異音が聞こえた場合には、そのまま放置せずしっかりと床下をチェックして下さい。
もし御自身での検査が難しいと感じた際には、御気軽に弊社の担当者まで御相談下さい。
床下のシロアリ被害
木部に発生しているシロアリ
束柱の蟻道
木部に発生しているシロアリ
床下から聞こえてくる音は、何かの異変や被害が発生する兆候かも知れません。
特に、床下を定期的に検査していないのであれば、放置し続ける事はあまり良い事ではありません。
もし直接床下に入る事が難しい場合は、住宅の外の換気口から懐中電灯を当てて覗いたり、床板に耳を当ててしっかりと音を聞いてみて下さい。
そして、音が聞こえる位置や音の種類や音がする状況や時間帯などを記録しておくだけでも、その後で役に立つことがあります。
床下の音の原因究明調査の御提案
床下から聞こえてくる音は、何かの異変や被害が発生する兆候かも知れません。
そして床下を定期的に検査していないのであれば、放置し続ける事はあまり良い事ではありません。
もし直接床下に入る事が難しい場合は、住宅の外の換気口から懐中電灯を当てて覗いたり、床板に耳を当ててしっかりと音を聞いてみて下さい。
そうやって、「音が聞こえる位置」や「音の種類」や「音がする状況」や「音が聞こえる時間帯」などを記録しておくだけでも、その後の調査や検査を行う上で役に立つことがあります。
特に、音が聞こえる頻度が増えたり複数の場所から音が聞こえる様になったりなど、明らかに状況が進行していると感じた時は早期の床下検査を御勧めします。
あなたのお住いで聞きなれない音がしたり普段とは違う音が聞こえた場合は、御気軽に白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。