白蟻駆除サービスセンター愛知

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床下に発生しているカビの様な被害

Q:床下にカビの様なものが発生していますが、これは何でしょうか?

A:正確には調査してみないと分かりませんが、白華現象(エフロレッセンス)や針状結晶や白色腐朽菌の可能性が考えられます。

床下で発生しているカビの様な現象が発生していることがあります。
その中でも間違えやすいのはコンクリートの白華現象(エフロレッセンス)や針状結晶や、木部の白色腐朽菌による被害です。
白華現象はコンクリートに含まれている水酸化カルシウムが表面の水分に溶け出したあと、二酸化炭素と化学反応を起こし炭酸カルシウムになるという現象です。(この現象自体がコンクリート強度を低下させる訳ではない)
針状結晶は土壌に含まれている硫酸塩が多い場合に発生する現象です。
結露や雨水や散水に溶け出した硫酸イオンを、コンクリートが毛細管現象で吸収してしまい硫酸ナトリウムの結晶がコンクリート表面に発生する現象です。(コンクリートを微細破壊して、コンクリートの強度低下の原因になる)
木部の白色腐朽菌は木材を腐らせる原因になる腐朽菌の一種です。(木材を腐らせる原因になる)

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カビとは違う床下の被害

白華現象(白蟻駆除サービスセンター愛知)

白華現象(エフロレッセンス)

針状結晶(白蟻駆除サービスセンター愛知)

針状結晶

腐朽菌(白蟻駆除サービスセンター愛知)

白色腐朽菌(木材腐朽菌)

床下でカビと間違いやすいのが上記の様な現象です。
木材腐朽菌が発生すると、木材を内部まで腐朽させてしまいます。
木材腐朽菌(担子菌・子嚢菌・不完全菌)とカビとの大きな違いは、腐朽菌は木材を完全に腐朽させてしまうという点です。(カビの被害は表面のみ)

白華現象(エフロレッセンス)

白華現象はコンクリート内の水酸化カルシウムが結露や雨水に溶け出して、空気中の二酸化炭素と反応することで、白い粉状(炭酸カルシウム)になる現象の事です。(新築直後の一次白華と経年劣化の進んだ二次白華がある)
この白華現象でコンクリートの強度が低下する事はないが、建物の美観(外観)を損なう可能性はあります。(エフロ除去剤である程度の除去をする事は可能)
また、カビは夏場に発生し易いですが、白華現象は冬場にも発生しやすいのが特徴です。(6~7月の梅雨時期に発生する白華現象も事もある)

床下で発生している白華現象(エフロレッセンス)自体はコンクリートに被害を与える現象ではありませんが、床下の湿度が高くなっている可能性はあります。
特に夏場の結露調査や湿度測定や、木部や基礎(コンクリートの強度測定や含水率調査などを御検討して下さい。

針状結晶

針状結晶は、地面に含まれている硫酸塩をコンクリートが毛細管現象で吸い上げる事で発生する現象です。
硫酸塩は硫化イオンと混ざり硫酸ナトリウムとして結晶化します。
この結晶はコンクリートを微細破壊してしまうので、コンクリートの強度を低下させてしまいます。
こちらは白華現象と違い、かなり深刻な問題です。
基礎コンクリートに発生した針状結晶を放置しておくと、建物が倒壊してしまう危険性もあるので何らかの対策を講じる必要があります。(基礎の打ち替え・抱き合わせ基礎の造作・強化繊維での補強・土壌との遮断など)

針状結晶が発生すると、コンクリートが微細破壊されてしまい、多数の小さい隙間が発生することもあります。
そうすると、ベタ基礎(耐圧盤)で覆われている床下に、シロアリが侵入する通路(経路)が生じてしまいます。
針状結晶はコンクリートを破壊するだけでなく、シロアリの侵入にも繋がる現象なので注意が必要です。

「カビ」と「カビと間違えやすい現象」の特徴

名称

白色になる原因物質

特徴

カビ

真菌類

木材表面の有機物を栄養にするので強度を低下させることはない

白色腐朽菌

セルロース・ヘミセルロース(木材の成分)

腐朽菌が木材を腐朽させて強度を低下させる

白華現象

炭酸カルシウム(コンクリートの成分)

美観を損なうがコンクリートの強度には影響がない

針状結晶

硫酸ナトリウム(土壌の硫酸塩)

コンクリートを微細破壊する

床下でカビが発生しても、直ちに建物の強度や劣化に影響を与えるものではありません。
しかし白色腐朽菌(木材腐朽菌の一種)や針状結晶の発生は、建物の強度低下や建物の傾きや耐震性の低下などにも繋がります。
また、床下では他にも気づかない問題が生じている可能性もあるので、気になる場合は詳しい床下検査を御検討下さい。

「カビ」と「カビと間違えやすい現象」に対する対策

名称

発生しやすい環境や時期

対策

カビ

湿度が高い季節

表面のカビを除去して除湿や換気をする

白色腐朽菌

木部の含水率が20%を超えている

腐朽菌の発生している部位を取り除き除湿や換気をする

白華現象

湿度が高い季節

白華(エフロレッセンス)専用洗剤で白色部位を洗い流す

針状結晶

土壌に硫酸塩が多く含まれている状態

土壌改良(地盤改良)をする・コンクリート補強工事をする

シロアリ駆除業者の中には、白華現象や針状結晶や白色腐朽菌の発生などもカビだと表現する人もいますが、どれもカビではないので消毒しても防カビ剤を散布しても白い痕が無くなる事はありません。
また、木材腐朽菌の影響で一定の強度を失った木材を消毒しても強度は復元されません。
一度強度を失った木材には、補強工事や修繕工事などが必要になります。

カビの除去とカビの予防(床下・屋根裏・壁内など)の御提案

住宅内に発生したカビを放置したままにしておくと、人体や住宅に様々な被害を及ぼす可能性があります。
また、カビが発生しているということよりも、住宅内にカビが発生するような環境になっている事の方が問題です。
たかがカビと侮らず、建物に発生したカビは除去しておいた方が安全です。
また、白華現象や針状結晶や白色腐朽菌(木材腐朽菌)の被害に対する対策や補強工事などにも対応しています。
住宅や店舗などの床下に発生したカビの除去や消毒を御検討されている方や、白華現象や針状結晶などに対する改善や修繕を御検討されている方は、白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。