白蟻駆除サービスセンター愛知

白蟻駆除サービスセンター愛知

住宅や店舗や事務所などに発生したシロアリの駆除は御任せ下さい!

床下に発生するカビの種類

Q:床下に発生するカビにはどんな種類がありますか?

A:一般的には、黒カビ(クラドスポリウム)・すすカビ(アルテルナリア)・青カビ(ペニシリウム)・赤カビ(フザリウム)・こうじカビ(アスペルギルス)・黄カビ(ユーロチウム)・緑カビ(トリコデルマ)・毛カビ(ムコール)等です。

住宅に発生するカビは60種類以上が存在します。
カビは住宅内のあらゆる場所に発生する可能性があります。
多くのカビは段階に応じて色が変化するタイプが多いという特徴があります。
カビが発生して初期段階の頃は白っぽい色や淡い色をしている事が多く、それが時間の経過と共に徐々に色が濃く変化していくという特徴があります。
また、青カビ(ペニシリウム)の中にはペニシリン(抗生物質)を造り出せる種類もありますが、同じ青かびの中には肝硬変や肝臓癌などの障害を発生させるものもあるので、どの種類のカビが安全でどの種類のカビが危険かの判断が難しいという問題点もあります。

カビの除去作業やカビの予防対策は御任せ下さい!

白蟻駆除サービスセンター愛知

052-231-3595(平日AM9:00~PM6:00)

白蟻駆除サービスセンター愛知

カビの色だけでは種類が判断できない

カビの名称

クラドスポリウム(Cladosporium)


アルテルナリア(Alternaria)


ペニシリウム(Penicillium)


フザリウム( Fusarium)


アスペルギルス(Aspergillus


ユーロチウム(Eurotium)


トリコデルマ( Trichoderma


ムコール(Mucor

通称

黒カビ

すすカビ

青カビ・白カビ

赤カビ

こうじカビ

黄カビ・かわきこうじカビ

緑カビ・つちあおカビ

毛カビ

カビのコロニー(集落)の色の変化や種類

白色・黄緑色・黄土色・茶色・青緑色・茶色・黒色など

白色➡白っぽい灰色➡濃い灰緑色➡こげ茶色・黒色

白色➡青緑色・紫色・橙色・黄色・灰白色など

白色・透明➡黄色・桃色・赤色・赤紫色・こげ茶色など

黄色・緑色・深緑色・黄土色・こげ茶色・黒色など

青緑色・黄色・赤茶色・黄緑色・橙色など

白緑色➡緑色➡深緑色

白色➡淡い黄色➡淡い灰色

カビを見た目の色の違いで、「赤カビ」「青カビ」「黒カビ」「白カビ」などと呼ぶ人もいます。
しかし上記の表からも分かるように、「ぺニシリウム属(青カビ)」や「フザリウム属(赤カビ)」や「アスペルギウス属(こうじカビ)」の初期の色は殆ど白色をしています。
また、ムコール属のカビも白色です。
つまり白い色のカビだからと言って、それだけでカビの種類を判断する事は出来ないのです。
同様に黒いから「黒カビ(クラドスポリウム)」とも限らないという事です。
また、青カビが発生していても「青カビは食べても安全ですよ」という無責任な業者もいますが、青カビの中にも身体に有害な種類はあるので、青カビや緑カビといってもなるべく放置せず専門機関や医師に相談する事をお勧めします。

住宅に発生する主なカビの種類

カビの名称

クラドスポリウム
(黒カビ)


アルテルナリア
(すすカビ)


ペニシリウム

(青カビ・白カビ)

フザリウム
(赤カビ)

アスペルギルス
(こうじカビ)

ユーロチウム
(かわきこうじカビ・黄カビ)

トリコデルマ
(緑カビ・つちあおカビ)

ムコール
(ケカビ)

カビの色

黒色・白色・黄緑色
茶色・青緑色・黒色

白色・灰白色・灰緑色


白色・青緑色・紫色
橙色・黄色・灰白色

白色・透明・黄色
桃色・赤色・赤紫色


黄色・緑色・深緑色
黄土色・こげ茶色・黒色


青緑色・黄色・赤茶色
黄緑色・橙色


白緑色・緑色・深緑色



白色・淡い黄色・淡い灰色

住宅に発生する場所

室内全般


水回り・エアコン内部



畳・食品・押入れ



水回り全般



畳・家具・布団・床下



畳・本・衣料・絨毯



床下の土壌



食品・床下

カビの特徴

熱やアルコールに弱く、どこにでも発生する


大型の胞子で結露が発生する場所に発生する



熱や乾燥に強くカビ毒の原因になる



土壌や食品や汚水にも発生する



危険なカビでアスペルギルス症の原因になる



古本の臭いの原因になる



短期間で一気に広がり気管支炎の原因になる



毛が生えたような外観をしている

※アスペルギルス(Aspergillus sp)はこうじかびと呼ばれるカビです。
※アスペルギルスには、発がん性の高い毒素(アフトラトキシン)を産出するアスペルギルス・フレーバスや、発がん毒素(ステリグマトシスチン)を産出するアスペルギルス・フェルシコールがあります。
※アルテルナリア(Alternaria)はアルタナリアと呼ばれる事もあります。
※フザリウ(Fusarium)には、有毒なカビ毒を発生させるトリコテセンやマイコトキシンがあります。
※浴室に発生するロドトルラ(Rhodotorula/ピンク色)はカビでは、なく酵母菌です。(黒カビの発生原因に繋がる)

カビは菌類の一部を指す言葉ですが、大きな菌類(きのこ等)はカビとは呼ばれません。
また、菌糸体を生じない酵母をカビと呼んだり菌類ではないが、ミズカビと呼ばれる水中生物も存在します。

食べる事の出来るキノコもあれば毒性の強いキノコもあるのと同じように、カビには『良いカビ(人間に有益)』もあれば『悪いカビ(人間に有害)』もあるという事です。
つまり、カビは凄く小さいキノコの集団の様なものだと考えて下さい。

カビの4大被害(屋根裏・床下・壁内・室内)

1:カビアレルギー疾患
  カビが原因で発生するアレルギーはダニアレルギーと比べて完治が難しいと言われています。
  カビによるアレルギーは気管支喘息や鼻炎や皮膚炎などを引き起こす可能性があります。

2:シックハウス症候群
  住宅内の化学物質やカビやダニが原因です。
  シックハウス症候群は頭痛や湿疹や吐き気や鼻炎などの健康被害を引き起こす事もあります。

3:感染症
  カビは様々な感染症を引き起こす可能性があります。
  カビが原因の感染症には、アスペルギルス症・ムコール症・カンジダ症・クリプトコッカス症などがあります。

4:カビ毒(マイコトキシン)
  現在確認されているカビ毒は300種類以上報告されています。
  カビ毒の中には非常に発がん性の高いカビ毒もあるので注意が必要です。

カビが発生する事で様々な健康障害が発生する事があります。
なかでも、高齢者に多いのが日和見感染と呼ばれる、本来は宿主に病原性を発揮しないような病原体が、免疫機能が低下している場合に発症する感染症です。
つまり、病気になっている高齢者が、自宅療養している最中にカビの影響で感染症を引き起こしてしまうケースです。
家族の誰かが病気を患って自宅療養する場合は、普段は確認していない場所に発生しているカビの点検を実施して下さい。
健康な方には問題がなくても、免疫機能が低下している人には多大な影響を及ぼしてしまう可能性があります。

カビ毒(マイコトキシン)

・アフラトキシン
 アスペルギルス属(こうじカビ)の一部が産出するカビ毒で発がん性が認められている。

・ステリグマトシスチン(STC)
 アスペルギルス属(こうじカビ)が産出するカビ毒で、発がん性を有する可能性がある。

・オクラトキシンA
 アスペルギルス属(こうじカビ)やぺニシリウム属(青カビ)が産出するカビ毒で、肝臓や腎臓への発がん性がある。

・トリコテセン
 フザリウム属(赤カビ)が産出するカビ毒で、食中毒の原因になる。

・パツリン
 アスペルギルス属(こうじカビ)やぺニシリウム属(青カビ)の一部が産出するカビ毒で発がん性を示唆されている。

・ゼアラレノン
 フザリウム属(赤カビ)のカビが産生するカビ毒で、急性毒性は低いが耐熱性が高く除去が困難だと言われている。

・フモニシン
 フザリウム属(赤カビ)の一部のカビが産出するカビ毒で、肝臓や腎臓への発がん性が認められている。

・デオキシニパレノール
 フザリウム属(赤カビ)の一部のカビが産出するカビ毒で、嘔吐下痢や造血機能障害を引き起こす事がある。

カビ毒の紛らわしい点は、人体に無害のものもあれば、有毒なものもある点です。
例えばアスペルギルス属(こうじかび)の中には味噌や醤油の製造に役立つものもあれば、同じアスペルギルス属の中にも強力な発がん性を持つアフラトキシンを産出するカビがあるという点です。

更にカビ毒を発生しないカビであれば健康に影響がないという訳でもなく、カビ毒が無くても健康障害や感染症を引き起こす事はあります。

カビの除去とカビの予防対策の御提案

カビ

木片に発生したカビ

床下のカビ

下地に発生したカビ

床下のカビ

地面に発生したカビ

住宅内に発生したカビを放置したままにしておくと、人体や住宅に様々な被害を及ぼす可能性があります。
また、カビが発生しているということよりも、住宅内にカビが発生するような環境になっている事の方が問題です。
たかがカビと侮らず、建物に発生したカビは除去しておいた方が安全です。
住宅内に発生したカビの除去や消毒でお困りの方は、白蟻駆除サービスセンター愛知に御相談下さい。